中国伝統武術八卦掌 ─六十四手に込められた技と理
著者:高継武
判型:A5判
頁数:243頁
易学に通じる
最強の拳法理論
八卦掌套路の中の精髄と技法の魂がこめられ、各技、各式に最強の技法と攻防の用法を含む八卦掌六十四手を、単練と対練を対応させて図解!
創始者・董海川老師が、さまざまな武術を研究、整理することにより成立させ、易学の理論に通じる拳法理論を貫き、100年余りの歴史の中で、何代もの武術家によって洗練され、理論と技法がとてもよく完成された武術と言われる「八卦掌」の基本套路から、練功三十六歌訣まで公開!
CONTENTS
はじめに
八卦掌継承図及び第五代伝承者高継武
第1章 八卦掌の起源と発展
家伝三代八卦掌
第2章 定式八掌(固定八大掌)
尹派高氏八卦掌特徴形成および発展
第3章 八卦掌六十四手
1. 八卦六十四手紹介、六十四手直趟単練譜
2. 八卦六十四手単練図解と対練図解
3. 八卦掌陰陽論
武術名家高継武先生八卦掌の伝授でタイ王国へ
第4章 八卦掌練功三十六歌訣
桃李芬芳慰英霊
第5章 八卦掌練功四十八法(名称、解析)
掌術の名門
第6章 高継武写真アルバム
結語
著者 ◎ 高 継武
1942年北京でこの武術の代々の名家に生まれる。7歳から父高子英に長拳、刀、槍、剣術などの武術を学び、青年時代から八卦掌、形意拳、太極拳などの拳術を学ぶ。長年、ライフワークとしてボランティア精神で八卦掌の普及に携わってきた。沢山の弟子や学生たちは何回も伝統武術大会で賞を受賞している。
現在北京市武術協会委員と北京市武術協会八卦掌研究会会長と北米唐手同協会高級顧問、英国中定国際伝統武術協会名誉会長、中国民間武術家連合会福主席を務めている。中国武術8段。