• 書籍 「正しい脱力」講座

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著者:広沢成山
判型:四六判
頁数:216頁
発売日:2023年7月24日


力の消失ではなく“最適化”

「力まない」ことは「力の消失」ではない。
動かす部分と動かさない部分を分け、適切にコントロールすることだ。
それによってラクに動け、最大の力が伝わる。
意外と気づけない「コロンブスの卵」的発想!
武術、スポーツ、芸事はもちろん、日常動作でも使える。
空前絶後の「脱力講座」、いざ開講!

「月刊秘伝」の好評連載が遂に書籍化!!
身体操作の極意は、武術身法にあり!

一瞬で読者を「脱力」に導く(!?)イラストが盛り沢山!
写真解説で誰でもすぐにコツを掴める!


CONTENTS

●第1回 重心移動と腰の分離
脱力とは力のバランスをコントロールする技術
人間の重心移動
重心移動の実験
重心を分離して動かすためのエクササイズ
重心移動と体重移動の違い
重心移動による〝従身移動〟

●第2回 距骨で立つ
安定して立つためには三点の支えが必要
距骨に体重を乗せる
かかと側とつま先側との重さを受け止める配分
つま先立ちでも同じことができる
鳥のように軽やかに

●第3回 肩甲骨をしめる
肩甲骨を使いこなすために必要なこと
腕と肩甲骨を分離させて動かす
「肩甲骨をしめる」とは?
「肩甲骨をしめる」感覚を掴む
「しめる」と「固める」の違い

●第4回 重力でしゃがむ
まっすぐしゃがむ
まっすぐのラインを身体の外に設定する
重さを感じ取る
いかに筋力を使わないかが大事

●第5回 重力をつなげる
お腹で重さを感じ取る
左右の腕の重さを一つにする
全ての人や空間は重力でつながっている
重力の可能性

●第6回 手の内を感じる
手指は身体全体につながっている
「手の内・手の外」「内手首・外手首」への意識
手の内で車線を増やす
手の力の使い方からはじめることは合理的

●第7回 足の内ゾーン
「足の内」の感覚を掴む
「足の内ゾーン」を意識する
何もない空間をイメージするコツ
まずは足の内側にしっかりと意識を向ける
手のように足を使いこなす!?

●第8回 股関節をゆるめる
股関節の脱力
自分と相手は鏡合わせのように影響し合う
坐骨に重さを乗せる
股関節や内転筋の感覚を掴む
股関節を意のままに動かせるように

●第9回 仙骨のしめ
帯をしめることの効果
ターンアウトで仙骨をしめる感覚を掴む
実際の重さと主観的に感じる重さの違い
「役に立つ脱力」をつくり出す
脱力の稽古は足し算ではなく引き算

●第10回 丹田と輪郭
丹田の位置
丹田の輪郭を感じ取る
肛門括約筋を使う
丹田とそれ以外の境界線をつくる
肛門と肚(丹田)

●第11回 丹田と手
手の感覚を使って丹田の意識を強化する
両手を意識することと姿勢の安定
丹田を貫く棒
ひもを使う
丹田から手足が伸びているイメージ

●第12回 見えない力
相手に気づかれないほどの小さな力=見えない力
意識した段階で身体は反応する
弱い力を感じ取るには無駄な力を抜いておくこと
丹田に意識を向ける
技術を高めていくことで見えてくるものがある

●特別編 感覚神経と手の内
神経の働きを理解する
感覚神経を使った手の内にする
大事なのは手の内を「感じる」こと
「考えるな、感じろ」


著者 ◎ 広沢 成山 ひろさわ せいざん
八光流柔術皆伝師範、鍼灸師、皇法指圧師。1970年生まれ。1999年、八光流柔術皆伝・三大基柱師範を取得。現在「八光流柔術豊和会」(千葉県松戸市)を主宰し、千葉・東京・神奈川で指導中。著書に『「肩の力」を抜く!』『「動き」の新発見』(ともにBABジャパン)、DVDに『「力の抜き方」超入門 脱力のコツ』『力の最適化を目指す「超入門」丹田のコツ』(ともにBABジャパン)など多数。
◎豊和会 https://www.houwa-kai.com
◎Twitte「Dr.(読多ー)あんころ猫@ 1 万冊突破」 https://twitter.com/ankoroneko


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