松濤館空手型ビデオ 半月で練る
指導・出演:金澤弘和
収録時間:55分
松濤館唯一の呼吸鍛練型
大正11年、琉球唐手は船越義珍により本土にもたらされた――これが松濤館空手、近代空手の歴史の幕開けであった。
これより約100年、近代空手のさらなる可能性を拓くため、松濤館空手の継承者・金澤弘和が、空手型に対する新たな解釈を提示する本ビデオシリーズ。
型に内在する呼吸、息吹を感じ、それと調和することによって、空手の持つ本来の動きを甦らせる!
本巻では、松濤館空手の基本組手および松濤館唯一の呼吸型・半月を紹介する――。
収録内容
■第一部 呼吸による見切り「和之先」について
まずは松濤館空手の基本技における「呼吸の配分」について解説。
そして、それを踏まえて相手の動きに調和する「基本一本組手」。
さらに後之先、対之先、先之先という、より高度な調和を実現する「自由一本組手」を紹介していく――。
■第二部 松濤館唯一の呼吸鍛錬型「半月」について
金澤館長による「半月」の示範。
「半月」に内在する呼吸法の解説および、それを用いた型分解、実際の組手への応用。
さらに、指導形式によって「半月」にて鍛錬する際に注意すべきポイントを説明していく――。
指導・監修 ◎ 金澤弘和
1931年(昭和6)岩手県生まれ。高校時代に空手と出会い、拓殖大学にて船越義珍翁、中山正敏師範より松濤館流の空手を学ぶ。その後、海外へ空手を普及する先陣を切ってハワイ、ヨーロッパ各国などで指導、世界の空手普及の基盤を確立。 1978年(昭和53)国際松濤館空手道連盟を設立。現在、国際松濤館空手道連盟館長。「調和の哲学」に基づいた空手の普及発展に努め、今も世界100カ国以上で精力的に指導活動を展開している。