仙骨の“コツ”はすべてに通ず
著者:吉田始史
判型:四六判
頁数:230頁
“うんこ我慢の姿勢”で仙骨が使える!
姿勢が良くなる!身体が変わる!
骨盤の中心にあり、背骨を下から支える骨・仙骨は、まさに人体の要。
これをいかに意識し、上手く使えるか。
それが姿勢の良し悪しから身体の健康状態、さらには武道に必要な運動能力まで、己の能力を最大限に引き出すためのコツである。
本書は武道家で医療従事者である著者が提唱する「運動基礎理論」から、仙骨を意識し、使いこなす方法を詳述。
CONTENTS
1時限目 「うんこ我慢の姿勢」入門
・仙骨の影響はこんなに大きい!
・「うんこ我慢の姿勢」?
・仙骨の“締め”と“返し”
2時限目 仙骨と体の構造を学ぶ
・正しい姿勢が人生を変える
・仙骨と背骨の湾曲
・首の位置が仙骨とともに体の軸を作る
・仙骨とインナーマッスル
・直立二足歩行の立て役者・殿筋と仙骨
・仙骨を締めると、骨盤も股関節も締まる
・仙骨と股関節の外旋と内旋
・仙骨と筋肉の使い方~伸筋と屈筋~
・仙骨が体重の行き先を決める
・仙骨で動きを導く
3時限目 仙骨で日常生活を楽にする
・日常生活でも仙骨を意識しよう
・座禅に学ぶ良い座り方
・仙骨を活かした椅子の座り方
・正座とおじぎ
・仙骨でつくる理想の歩行
・寝る姿勢を考える
・階段の昇り降りを楽に
・重い物を持ち上げるときも仙骨を締める
・仙骨と健康~腰痛・膝痛対策~
4時限目 姿勢と呼吸が健康を左右する
・姿勢と呼吸
・呼吸の仕組み
・腹式呼吸と逆腹式呼吸
・捻る運動と呼吸
・首の位置と背中の意識
5時限目 仙骨のコツで運動能力を高める
・仙骨を意識すると運動も変わる
6時限目 仙骨姿勢トレーニング
・1日10分間トレーニング
・体を作るメニュー
・体を緩めるメニュー
・その他のオススメ・トレーニング
補講 「運動基礎理論」概論
・「運動基礎理論」とは?
・それぞれの関節の可動範囲
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著者 ◎ 吉田始史(日本武道学舎学長)
1959年北海道生まれ。15歳より空手を始め、その後合気武道や剣道など様々な武道を修行。約10年前、その経験を基にあらゆる身体運動を解析する「運動基礎理論」を提唱する。また2003年には、これを実践する生涯武道教育の場として「日本武道学舎」を開設。